2022/01/10

自分アジェンダ®を考える@noteサークル

 「リーダーシップを試行錯誤する」

自分が熱中できるテーマは、自分アジェンダ®です。これをもうちょっと突き詰めて、行動指標にできればと思っています。

そのための試行錯誤プロセスを、自分アジェンダ®を考える@noteサークルで進めようと思っています。

よろしくお願いします。




2019/04/01

学問の大衆化推進会議@世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ 新しい時代への提言

新元号「令和」祝賀 学問の大衆化シンポジウム

リーダーシップ研究アカデミーは、リーダーシップ研究大学の「世の中にモノ申す博士号集団」プロジェクトをきっかけとして、他のメンバーとともに「世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ」を立ち上げました。


このコミュニティは「学問の大衆化推進会議」として、学問を大衆化させることで日本の競争力を高めようという明確なビジョンのもとに積極的な活動を開始しました。




講演プログラム

令和元年5月1日
慶應義塾大学三田キャンパス研究室棟A会議室

午後12時30分受付開始
午後1時 主催者からのご挨拶
午後1時15分より記念講演開始

午後1時15分~1時50分
小室正紀 慶応義塾大学名誉教授
福沢諭吉からのメッセージ

午後1時50分~2時20分
橋本壽之 リーダーシップ研究アカデミー主席研究員
知的創造のすすめー安定から変革へー

午後2時20分~2時50分
網あづさ リーダーシップ研究アカデミー代表
だれもがリーダー:「内包的な自分」による「自分ゴトのリーダーシップ」

午後2時50分~3時5分
休憩(リフレッシュメントを主催者が用意します。)

午後3時5分~3時35分
篠崎哲雄 coreco研究所代表
より良く生きる

午後3時35分~午後4時5分
山本利昭 情報通信コンサルタント
幸せに向かって何をする

午後4時5分~4時35分
志柿俊朗 一般社団法人太平洋農業アライアンス代表 東京大学特任研究員
多様性は受け入れるのではなく使うもの:日本を創造性のハブに!

午後4時35分~4時50分
全体討議

午後4時50分
閉会のご挨拶

午後5時
シンポジウム終了




プロジェクトの意義

1.人口オーナス期と潜在的労働力(解決すべき社会的課題)

我が国は1990年代に労働力人口の減少が始まり、いわゆる「人口オーナス期」に入った。1960年代から1990年代までの労働力人口増加期(「人口ボーナス期」)の経済的成功体験、即ち、上意下達、長時間労働による大量生産方式ではもはや日本経済を発展させることは不可能である。今我が国に必要なのは、(1)潜在的な労働力を掘り起こすこと、そして、(2)その労働力を新たな発展の源泉とすることである。

経済産業省資料より

2.潜在的労働力としてのシニア世代

潜在的な労働力とは、現在経済のメインストリームの役割を果たしていない人々、即ち、女性、シニア、高等教育を受ける機会を享受できなかった人々、障害を持つ人たち等である。分けてもシニアは豊富な経験・知識を持っており、アメリカなどの一部先進諸国では現役として社会の重要な構成員であるにもかかわらず、わが国では強制的に労働力から排除されている。従って、条件さえ整えればシニアを生産的労働力として呼び戻すことは比較的容易であると考える。

3.シニア世代の能力をイノベートする教育 ―そのための研修機関の必要性―

シニアは人口ボーナス期を経験してきた世代であり、社会の変化にそのままで十分に対応できるとは限らない。しかしながら、できるだけ多くのシニアを現代の問題解決のためのヒントの源泉とすることは、日本経済の活性化、新たな創造を起こしやすい社会環境の整備の為の必須条件である。そのための方法の一つとして、我々はシニアを対象にした研修機関の設立を考えている。

この研修機関はただ単に職業教育を施すのではなく、その一段上のレベルを目指したものである。つまり、新しいアイデアを創造するために、地球的規模で、科学・技術の進歩、社会変化、文化的多様性を受け入れ、自らの考えを客観的に表現し、世に向けて発信できる力を与える場所である。同時に、多様で豊富な経験をそれぞれに積んで来たシニア向けの研修は、研修に於ける経験学習により効果的に社会に寄与できるものであり、自ずから若者対象の教育とは異なる。彼らの経験を生かし主体性を重んじる教育でなければならない。特にシニア世代の半ばを占める女性の教育は重要である。また、この世代では体力的な格差が生じやすいため、健康上の相違を超えすべての人々を対象にした教育も無視できない課題である。

4.想定する研修内容

具体的には、男女共同参画意識の覚醒、語学学習の方法、世界事情(情勢)、地球環境・国際環境の変化、学問の方法、リーダーシップ、歴史から学ぶ現代及び未来、ゲノム科学、AI、コンピューター活用、老年学(ジェロントロジー)、文化・生物多様性等を考えている。その基本は、知識、経験、スキルを単に習得するのではなく、人間としての生き甲斐(生きる「意味」の追求)を求めるという崇高な欲求を満たす研修でなければならない。この様に多岐にわたる研修であるが、根底にあるのは、日本、世界の諸問題を過去にとらわれることなく、シニア世代の新たな能力と意識を開拓することである。言い換えれば、シニア世代の能力をイノベートすることにより問題を解決することが本研究の最終目的である。我々のグループは各界トップの研究者集団であり、そのための答えをこの研究によって出す事が出来ると思う。我々のノウハウは一般公開し、多くの人々・組織が同様の取組が出来るモデルとして、広く提供していきたい。

研修機関設立の際に極めて重要なのは科学的に検証された研修計画を作ることである。そのために、この研究ではシニアの現状を正確に把握し、どのような研修が最も効果を上げるのかを調査する。その点で、本研究はイノベーション老年学(Innovation Gerontology)という新たな学問の分野を拓くものでもある。その成果は研修カリキュラム作製、講師の専門性の選定、研修の期間・場所・費用などを決定するための重要な資料となる。この研究成果は広く社会に発信され、我々の考えに賛同する事業体にも共有されることを望んでいる。

メンバー


志柿 俊朗 Ph.D.
多様性を遺伝子・種・社会レベルで研究している。遺伝子レベルでは塩基配列をもとに、輸送蛋白がアミノ酸の多様性によってどのようにその機能を変化させるか、生物種(サツマイモなどの農業作物)レベルではDNAの多様性の創出(突然変異)によって塩害体制などの様々な機能を作り出した。また生物の絶滅危惧種の発生は、多様性の欠如がその一因と考えられる。このことから、人類にとって文化的多様性の維持が
死活問題であり、この観点から少子高齢化が抱える諸問題の解決策を研究している。



橋本壽之 Doctorate of Leadership Studies(リーダーシップ研究博士)
行動科学の観点から、人間・社会が未曽有の社会変化に直面したとき、どのようにして問題解決するかを研究を行っている。これまでの研究によれば、権威ある専門家が必ずしも主導的役割を果たすとは限らず、往々にして普通の名もない人々の素朴な疑問とその行動が効果的な役割を果たしてきた事実が明らかにされてきた。今日の、世界にも類を見ない現代日本社会が抱える問題を、学識ある専門家と、素朴な疑問と思考で行動するごく普通の人々(過半数を占める女性は勿論、加齢等による社会的弱者を含む)が持つ多様な考えを総合的に考察することにより、解決策を探求している。

小室 正紀 経済学博士

経済史・経済思想史の観点から、18世紀の日本など過去の人口停滞社会でシニアがどのような役割を果たしたかを研究。また、常勤職を持ち組織に従属した者ではなく、独立した社会人としてのシニア自立の思想を思想史を紐といて探求する。特に「隠居の思想」に注目。かつて、「隠居」は、決して社会からの引退ではなく、従来の仕事は次世代に任せた上で、より自由に活動するための社会的制度でもあった。伊能忠敬が隠居後に、大日本地図の作成を成し遂げたことなどは、その好例である。このような例は、忠敬に限らず、かつてはごく普通のことであった。その社会的制度の発展と衰退を考察する。


網あづさ 経営学博士
シニア世代が主体的に創造活動に挑み、周囲の人々を巻き込みながら、社会に貢献していくには、リーダーシップの考え方が有効である。リーダーシップを身分や権威によるパワーという固定概念から離れ、元来の機能である「働きかけ」と見直すことで、自分に対するリーダーシップ、周囲の人々に対するリーダーシップ、創造活動そのものに対するリーダーシップなど、さまざまな視点から応用することができる。
組織行動および行動科学の分野において、特に起業家の事業創造やイノベーションおよびネットワーク構築力などの研究をもとに、リーダーシップの主要要因としてクレディビリティ、ネットワーク、社会関係資本などを研究している。


下郡祐次郎 教育学博士
英語を第二言語として習得することによる異文化アイデンティティの形成、また、それによるポジティブな心理社会的所産を研究している。さらに、異文化間の偏見・差別そして共通点を理解・促進するために必要とする教育と心理学の観点からの探求、日本人に合った英語教育のカリキュラムの開発・研究を行い、それによって新たな生き方を探求できる機会をシニア世代に提供している。また、英語を習得することによる新たな視点の構築を研究している。



篠崎哲雄 工学博士
CoReCo研究所 東京電機大学非常勤講師

人間の内省活動に関連する心理学分野、人工知能関連分野の研究している。具体的にはプロジェクトマネジャーの内省行動がどの様なスキル向上に効果があるかを明らかにする研究、及び内省行動を促進するコンピュータによる対話技術の研究を行っている。


山本利昭 
情報通信コンサルタント
「一億総中流」の幸せは崩壊!そして、格差と将来不安に悩む、現代日本―AI・少子高齢化時代を生き抜く「働き方改革」を考える。
2002年に「未来の情報通信」に挑戦しようとの意気込みでベンチャー立ち上げ。(インターネット・携帯電話システムのコンサルティング、WEBソフトウェアの開発)

2018/10/19

「幸せ」とは。。。? @世の中にもの申すコミュニティ

幸せ感を感じるときとは・・・

日々、徒然に感じること、幸せに感じるときはどんなときでしょうか?
ちょっと時間ができたときに、まず「今を否定してみる」ことを提案します。

「現在、○○だけど、○○ではなかったら?」、たらればで考えてみる。
今、なんだか忙しすぎる、大変すぎる、つらすぎる、○○すぎる~と感じていたら、その原因の逆のことを考えてみる。

そんな気持ちを持って進めている「世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ」。


***抜粋*** 
テーマ:GDPは何故滅びない 
「幸せ」はわたしにとってもメインテーマです。
・・・中略・・・ 
ところで、行動科学の分野では、満足と不満足を区別する要因という考えがあります。環境要因をいくら増やしても不満足を解消することはできるが、満足感を高めることはできないという考えです。

そう考えると、GDPはモノとかお金の話なので環境要因だと思いますが、それをいくら増やしたところで、幸せ(満足感)を高めることはできないとなります。幸せ感を高めるには、満足感を高める「動機づけ要因」を考えなければいけない・・・

動機づけ要因は、たとえば自己実現や達成感、役に立った、ありがとうと言われたなどなど、うれしく感じることなので、ほとんどが「目に見えない」要因です。これを図る指標はなんでしょうね。。。現在研究中です。

公開】世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ


コミュニティの写真
「今の日本を憂う・・・」
そんな気持ちをお持ちの方、ご参加ください。

多様な専門性をもつメンバーたち、あるいは専門性を模索しているメンバーたち、自分なりに「こうしたい」をもつメンバーのオープンなコミュニティです。年齢・経験・資格不問、お互いの「こんなこと気にしている」、「こんなこと問題だと思っている」、「こんなことしたい」など自由に語り合いましょう!

活動の概要

「今の日本を憂う・・・」
その共通の気持でで集まったメンバーたち
多様な考えを受容する心をもちながら、
多様な人々と議論し、そのなかから真に新しいアイデアが生まれてくる、今の日本をすこしでも良くするアイディアや活動が生まれてくる、そんな相互作用を期待しています。

すでに専門性を持っている方、これから持ちたい方、思うところあり、多様なメンバーと語り合う場として、当コミュニティを活用してください。

当コミュニティは、自由に討議するサロンです。
基本ルール

  • 自己紹介してください。
  • 自分の考えや気持ちを自由に表現してください。他者への誹謗中傷は厳禁。
  • 紳士淑女の対応をお願いします。
「○○したい」と手を上げて、メンバーを募りチーム活動することが奨励されます!


参加方法
  • researchmapにログインする(アカウントをお持ちでない方はresearchmapのアカウントを作成してください。
  • Reseachmapはゆる~い意味で「考えている、研究している」方なら登録できます。
  • 当方からの招待を希望される方は、hashi1314@gmail.com 橋本までご連絡ください。
  • Researchmapログイン後、当コミュニティのリンク(←クリック)に入ってください。
  • 画面右上にある「コミュニティーに参加する」をクリックして(確認画面が出たら「OK」を選択)、参加申し込みをしてください。
  • 登録完了のメールが届けば会員登録完了です。(数日かかる場合がございます)

2018/09/20

世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ@researchmap メンバー募集中

リーダーシップ研究大学の「世の中にモノ申す博士号集団」プロジェクトをきっかけとして他のメンバーとともに立ち上げた「世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ」、

メンバーの共通項は、「今の日本社会、おかしいぞ」でした。

まったく異なる分野の専門家たち、そしてこれから専門家になりたい方たちが集まって、多事争論、なにか生まれることを期待して。。。

メンバーのひとりとして、また個人的には「世の中にもの申す博士号集団」プロジェクトの延長線上の活動として活動していきます。

「世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ」は、「日本を憂う」メンバーに広く集まっていただくことをめざしています。

メンバーは博士だけではありません。博士あり、その道の熟練者あり、世にすでにもの申している人あり、これから専門家になりたい人あり、老若男女、多様性のあるメンバーのご参加をお待ちしています。

【公開】世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ


コミュニティの写真
「今の日本を憂う・・・」
そんな気持ちをお持ちの方、ご参加ください。

多様な専門性をもつメンバーたち、あるいは専門性を模索しているメンバーたち、自分なりに「こうしたい」をもつメンバーのオープンなコミュニティです。年齢・経験・資格不問、お互いの「こんなこと気にしている」、「こんなこと問題だと思っている」、「こんなことしたい」など自由に語り合いましょう!


活動の概要

「今の日本を憂う・・・」
その共通の気持でで集まったメンバーたち
多様な考えを受容する心をもちながら、
多様な人々と議論し、そのなかから真に新しいアイデアが生まれてくる、今の日本をすこしでも良くするアイディアや活動が生まれてくる、そんな相互作用を期待しています。

すでに専門性を持っている方、これから持ちたい方、思うところあり、多様なメンバーと語り合う場として、当コミュニティを活用してください。

当コミュニティは、自由に討議するサロンです。
基本ルール
  • 自己紹介してください。
  • 自分の考えや気持ちを自由に表現してください。他者への誹謗中傷は厳禁。
  • 紳士淑女の対応をお願いします。
「○○したい」と手を上げて、メンバーを募りチーム活動することが奨励されます!

参加方法

  • researchmapにログインする(アカウントをお持ちでない方はresearchmapのアカウントを作成してください。
  • Reseachmapはゆる~い意味で「考えている、研究している」方なら登録できます。
  • 当方からの招待を希望される方は、hashi1314@gmail.com 橋本までご連絡ください。
  • Researchmapログイン後、当コミュニティのリンク(←クリック)に入ってください。
  • 画面右上にある「コミュニティーに参加する」をクリックして(確認画面が出たら「OK」を選択)、参加申し込みをしてください。
  • 登録完了のメールが届けば会員登録完了です。(数日かかる場合がございます)

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2018/04/21

意識的調整とは:自分の影響が及ぶ範囲

リーダーシップを考える上で、「意識的調整」という概念は重要だと思う。
リーダーシップは、目に見えるようで(?)、目に見えない現象である。

「目に見える」と感じるのは、リーダーシップの強さや大きさが、社会的地位、権力や暴力など、今流行りのパワハラなど、自分にかかわってくれば目に見えるどころか、身体で感じるからである。

しかし、その自分が感じた「リーダーシップ」は、だれでも同じように強く感じたり大きく感じたりするだろうか? 自分が痛い思いをする「自分事」ならリーダーシップは「目に見える」、しかし、自分が傍観者で他人事ならリーダーシップは「目に見えない」。

そこで、「意識的調整」という概念を考えてみる。


組織の境界と構造

リーダーシップは「働きかけ」であると、行動科学ではとらえられているので、働きかける「範囲」を前提としている。この範囲を、働きかけの影響が及ぶ「組織」ととらえることができる。

その「組織」を定義するために、「組織」の内側と外側をどのようにとらえるか。組織の内側と外側を区別する「組織の境界」について、次のような考え方がある。

オープンシステムとしての組織の特徴としての3つの主要な考え方(桑田&田尾,1998):
  1. 厳密な組織概念における環境: 組織に影響を与えるすべての参加者、その他の行動主体、諸要因は組織にとって環境を構成する。組織は参加者が提供する行動のシステムであり、参加者は組織に含まれない。
  2. ドメインとしての境界: 組織均衡に参加する参加者、参加者から組織が受け取る貢献、組織が参加者に支払う誘因という3つの要素によって決定される空間がドメインと定義される。
  3. 意識的調整の及ぶ範囲としての境界: 意識的調整が及ぶ範囲を内部環境、その範囲外にある諸要因を外部環境とする考え方。(例)企業組織に貢献活動を提供する参加者は、投資家(株式会社や証券市場のような制度的クッション)、労働者(雇用契約という権威関係にもとづく安定的な取引関係)、供給業者(市場を介すので外部環境として扱われるが、特異性が高いため不完全競争市場である場合が多い)、顧客(意識的調整範囲外の外部環境)である。
境界の決定は、
  1. 組織と利害関係者との関係を決めることであり、
  2. 組織と環境の制度的境界を決定することであり、
  3. どのようなメカニズムで資源取引が調整されるのかを決めることであり、
  4. 市場メカニズムか階層的権限関係によってかを決めること、
であるとされる。理解するまでに時間がかかりそうであるが、それは時間をかけてゆっくりやるとして・・・

それらの要因を考慮して、自分アジェンダ®では「意識的調整の及ぶ範囲としての境界」を「自分ネットワーク」という組織としてとらえる。(⇒このことは、「資源獲獲得は、自分の意識的調整によって実現する」を意味する)

つまり、組織の意識的調整が及ぶ範囲は、
  • 内部環境としての投資家、労働者、供給業者
  • 外部環境としての、顧客
でとらえられる。
 
自分ネットワーク」という組織の意識的調整の及ぶ範囲は、内部環境として
  • 投資家:まだ手に入れていない未来の資源を投資してくれる人々(=資源投資者)、
  • 労働者:実際に動く担当者(=実行に参加してくれる人々、自分)、
  • 供給業者:現在手に入れられる資源を提供してくれる人々(=資源提供者)
を含む。では、外部環境としての顧客についてはどうか?
  • 資本の概念の変化(※)により、顧客という厳密な境界はなくなった・・・と考えられる。顧客=自分ネットワークからオファーを受ける者

※資本の概念の変化
顧客を含む企業家のネットワークは、企業家が提供するオファーを取り引きするプラットフォームを創り上げる。そのプラットフォームにおいて、取り引きされるのはオファーであり、商品やサービスではない。ネットワークにかかわるすべてのメンバーが、オファーの取引にかかわり、ある時は売り手、ある時は買い手になる。メンバーは、オファーに対する愛着によって、オファーのアップデートを可能にし、またさらなるオファーの活用を行う。メンバーは開発者であり、使用者である。その意味で、顧客も企業家のネットワークの内部環境に含まれると考えられる。("Blur", Davis & Meyer, 1999)
Davis & Meyer, 1999

2018/04/12

世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ@Researchmap スタート

「世の中にもの申す」と微かな声をあげて、気がつけばもう10年以上・・・
この動きは全然進んでいませんでした。

今年に入って、長年の仲間である橋本さんから、「世の中にもの申す」活動やりましょう!というお言葉をいただき、「え、そうなの? やりたい人いるの?」という感じで、再スタートしました。

これからオープニングメンバーが固まってくると思います。
「興味ある!!」という方、ぜひともご参加よろしくお願いします。

世の中にもの申す多様な専門家コミュニティ


※Researchmapご登録の招待メールご希望の方は、こちらまでご連絡よろしくお願いします。